新入社員のOJT制度はあるのですが、配属部署の管理者に簡単な案内文書と計画シートを配付するだけで、あとは現場任せとなっています。
OJTリーダー研修もやったほうがいいのでしょうか?
各企業の環境にもよりますが、可能であればぜひやっていただきたいと強く推奨しています。
OJTリーダー研修をしっかり実施している企業と、ただ現場任せにしている企業では、成果に明確な差が見られます。
研修形式が難しい場合は、1〜2時間程度の説明会という形でも構いません。
OJTリーダーに任命された人を集め、OJTの重要性やOJTリーダーの役割について説明します。
ポイントは、OJTリーダーがやるべきことを明確に提示することです。
研修として実施する場合は、理想的には2日間ほど日数が必要です。しっかりと時間がとれると、計画づくりから指導の仕方のロールプレイングまで、一連の学習が可能となります。
OJTリーダーへの研修やミーティングの効果は、OJTの実施率が高まり、新入社員の離職率も低下、新人とOJTリーダーの不幸な衝突の減少などがあります。
その他にも、OJTリーダー(指導担当者)の指導に対する意識やスキルが高まることで、将来の管理者候補が育ちやすくなる、といったメリットも見られます。
★詳しくは→Q&A「OJTリーダーには、研修をやったほうがいいのでしょうか?」
ナビゲートのOJTリーダー養成研修も、あわせてぜひご参考にしてください。