Q:今年度より会社の方針で、課長が全ての部下に対しOJTを行うことになりましたが、6名の部下に対して計画書を作成し管理するのは、時間もかかり現実的ではないような気がします。
A:暫定的な対応策については以下のようにご提案します。
1.「課長がすべての部下に対しOJTを行う」という方針は堅持し、今年度から実施する。
2.指定の書式は、次の一覧表の1枚とする。
3.一覧表の記入欄は、「1)部下名」「2)今期の指導ポイント」「3)指導状況と結果」の3つとする。
4.期首に配付し、1)と 2)を記入して提出させ、期末に 3)を記入して再提出させる。
5.研修で解説した計画書フォーマットは、部下のうち1名分のみ義務づけ、同様に提出させる。
6.次年度にかけて、課長が行うOJTについて、しくみの見直しを行う。
この方法であれば、研修講師が解説したフォーマットで全ての部下の分を作成するということ以外、ここまで出てきた方針と矛盾もなく、実施した研修もムダにならずに済みます。
ただし、次年度以降の進め方については再検討すべきかと考えます。
★このQAの詳細は「「OJTを全ての部下に行うのは時間がない」