製造ラインの主任の某氏、時には徹底的にどなりつける上司にノイローゼ気味になったことも。ある日、海外工場のSVとして赴任。現地の主任にOJTを行う内に、ハッと気づかされたことは……。
★このOJTケースの内容は「答えは1つしかない教え方」を参照。
●職場状況:
- 業種:製造業
- OJT対象者:海外の製造ライン主任層(現地ローカル採用:キャリアは10年程度)
- OJTリーダー:SV(国内製造ラインの主任:キャリアは10年以上)
●アウトライン:
- 国内製造メーカーで製造ラインの主任を長く務めていた。
- その間、8人以上も上司が入れ替わるという経験を持つ。中には怒鳴り散らす上司にノイローゼ気味になったこともあり、マネジメントの在り方に疑問を感じる。
- 景気の悪化により国内工場は閉鎖。所属していた製造ラインもSTOP。
- 某氏は海外の工場にSVとして転勤することになり、現地の主任層にOJTを行う。
- しばらくすると、現地の主任がやたら細かく聞いてくるようになり、いらだちを覚える。
- ふと、かつて自分が疑問を感じていた上司のマネジメントと同じことをしているのでは、と気づいた筆者は……。